コラーゲンとプラセンタの違いって?どっちが良いのか比較!
最近サプリメントなどでもよく耳にするコラーゲンとプラセンタ。
これらは一体どのような成分なのでしょうか?
2つの違いと共通点、役割や特徴などを詳しくまとめました。
コラーゲンって?
コラーゲンと言えば、お肌をぷるぷるにしてくれるというイメージのあるものですよね。
サプリメントも多く出回っています。
でも、コラーゲンってどんなものなのか知っていますか?
実はコラーゲンはたんぱく質の一種で、人間の体内にももとから存在している成分なんです。
主な存在場所は皮膚と軟骨です。
コラーゲンの経口摂取はお肌に潤いそのものを与えるというのではなく、あくまでも水分が入り込む器を作るといったイメージになります。
コラーゲンの構成はいくつものアミノ酸が連なったらせん状で、その隙間に水分が入り込むことで潤いが生まれます。
また、軟骨に存在するコラーゲンはクッションの役割をしていて関節の曲げ伸ばしを助けています。
コラーゲンの種類と役割
コラーゲンにはいくつかの種類があります。
最も多く出回っている豚コラーゲンと魚コラーゲンは、安価で手に入るので始めてコラーゲンサプリを試す方にもオススメです。
フカヒレやすっぽんから抽出したコラーゲンはやや高価ですが、実感できると期待できます。
鶏コラーゲンはⅡ型コラーゲンという軟骨の主成分であるコラーゲンが豊富なので、関節の痛みに良いとされます。
プラセンタって?
プラセンタも、美容系のサプリメントなどではよく聞く言葉で主に美肌に良いイメージがありますよね。
プラセンタ、この言葉は直訳すると“胎盤”という意味です。
お腹の中で子供を育てるために必要な、あの胎盤のことです。
一般的に使われているプラセンタは、その胎盤から抽出したエキスのことを指しています。
胎盤にはタンパク質・脂質・糖質の三大栄養素に加え、ビタミン・ミネラル・核酸・酵素などのあらゆる栄養素が含まれています。
そのため、動物の中には出産後に自分の胎盤を食べて栄養をつけるものもいるほどです。
プラセンタの主な経口摂取は、新陳代謝の上昇やホルモンバランスの調整、内臓の働きを活発にすることなどがあげられます。
新陳代謝の上昇で、体内でのコラーゲンなどの生成が促されて肌つやが良くなります。
ホルモンバランスの調整により、女性の悩みでもある生理痛の改善も認められています。
また、女性に多い肩こりや疲労感の減少も期待できます。
プラセンタの種類
プラセンタには、様々な種類があります。
・豚プラセンタ
・馬プラセンタ
・ヒトプラセンタ
・羊プラセンタ
などがあげられます。
一般的に多いのが豚プラセンタです。
馬プラセンタと羊のプラセンタはやや高価です。
ヒトプラセンタは、主に医師からの指示で使用されます。
母乳の不足や更年期障害の治療を目的に使われているようですね。
それぞれの共通点と役割の違い
共通点
この2つの共通点は、いずれも美容に良いということです。
効き方は違いますが、結果としてお肌にいい影響をもたらすことは同じですね。
また、2つとも人の体内にもともと存在するものでもあります。
そしてどちらも年齢とともに減少していきます。
大切な成分であるために、減少した分を外から補う必要が出てきます。
プラセンタとコラーゲンの役割の違い
プラセンタの役割
プラセンタの主な役割は体内に整った栄養を送ることで体内の動きを活性化させたり、ホルモンのバランスを整えることです。
体内から元気になることで年齢にあった美容に適します。
また、女性特有の悩みの解消にもつながります。
生理痛や慢性的な肩こり、加齢による衰えを感じる方にオススメの成分ですね。
コラーゲンの役割
コラーゲンの主な役割は、ハリと潤いを与えることです。
弾力のあるコラーゲンは、ハリを与え、水分を取りこむ隙間を作ることで潤いのある毎日を目指すことが出来ます。
乾燥やたるみ、シワが気になるという方にオススメの成分です。
あなたはどっちを選ぶ?
コラーゲンとプラセンタは似ているようで、全く異なる成分であることが分かりました。
それぞれの役割の違いを理解したうえで、自分の希望に合ったサプリメントを見つけてみてくださいね。