コラーゲンと保湿の関係は?乾燥を防げる2つの理由とは?

コラーゲンは保湿のために化粧品としても用いられています。

化粧品は塗ることで膜を作って乾燥を防ぐことがある程度できますが、塗ったコラーゲンが皮膚に浸透することはありません。

だからコラーゲンを保湿に役立てようと思ったらサプリメントなどでの経口摂取が必要です。

コラーゲンを経口摂取しても保湿には役立たないと書かれているサイトもありますが、そんなことはありません。

その理由を詳しくご説明します。

コラーゲンの役割を整理

コラーゲンはお肌の真皮に繊維状に張り巡らされた組織です。

コラーゲン組織

お肌での主な役割は、お肌の骨組みを作り、形状を保ち、ヒアルロン酸などの保水成分を保持することです。

うるおいは、ヒアルロン酸の保水力のおかげと言われています。

だからヒアルロン酸を飲んだほうが良いとも言われます。

でも、コラーゲンサプリを飲むことでも、うるおいを感じられるのです。

コラーゲンサプリでうるおい実感の理由

コラーゲンサプリには、コラーゲンの合成を活発にする、コラーゲンペプチドが含まれています。

コラーゲンペプチドは、お肌のコラーゲンを作る線維芽細胞をに働きかけ、コラーゲンの合成をサポートする栄養素だと言われています。

このとき、活性の高まった線維芽細胞は、コラーゲンだけでなくヒアルロン酸の合成も促進されるということが判ってきました。

促進されるメカニズムはまだ解明されていませんが、線維芽細胞はヒアルロン酸を作る細胞でもあるため、コラーゲンとヒアルロン酸の両方が促進されるものと考えられます。

こうして、ヒアルロン酸も増えてお肌の水分が増加し、お肌のうるおい感が増すわけです。

乾燥を防げる2つの理由

コラーゲンペプチドの働きによって

コラーゲンを増やしヒアルロン酸を保持する

ヒアルロン酸を増やす

ことができます。

コラーゲンと保湿の関係まとめ

コラーゲンペプチドを飲むことでのお肌のプルプル感、しっとり感の正体は、

コラーゲンペプチドがヒアルロン酸を増加させ、

増加したヒアルロン酸と水分をコラーゲンがしっかり保持するためだと判りました。

コラーゲンだけでも保湿や乾燥防止は可能だと思います。

さらに、ヒアルロン酸やプロテオグリカンなどの保湿成分の入ったサプリなら、より実感が高まると思います。