コラーゲンとヒアルロン酸の違いと共通点は?おすすめはどっち?

コラーゲンとヒアルロン酸、美容のためのコスメやサプリにはよく登場します。

美容などに関わる成分であることから、同じようなものなのでは?
と勘違いされがちでもありますよね。

コラーゲンとヒアルロン酸

今回はそのコラーゲンとヒアルロン酸がどういうものなのか、違いと共通点、それぞれどんな働きがあるのかをまとめていきたいと思います。

正しく摂取することで、しっかり実感できますよ!

コラーゲンとは?

コラーゲンはたんぱく質の一種で、軟骨や皮膚などに存在しています。
いくつものアミノ酸が結合して作られています。

コラーゲンの形状は繊維質で、いくつもの網目状になって肌の表面にめぐっています。
簡単に言うと、肌の水分をためておく器の部分がコラーゲンです。

その特性を生かして関節と関節の間でクッションの役割もしています。
これが軟骨です。

軟骨にも多くのコラーゲンが存在しています。

ヒアルロン酸とは?

ヒアルロン酸はコラーゲンとは違い、多糖類の一種です。

ヒアルロン酸は高い保水力で有名な成分ですね。

その保水力はなんと1gで6Lと言われています。
このヒアルロン酸が水分を抱え込んで、コラーゲンの繊維の間を埋めています。

ヒアルロン酸はコラーゲンと同じく軟骨や皮膚に存在しています。
また、目や脳にも存在しています。

ヒアルロン酸は水分同士を結び付け、肌に潤いを与えてくれる成分でもあります。

体内のヒアルロン酸が減少してくると、肌は乾燥してしまうのでシワやたるみを引き起こしてしまいます。

2つの共通点と違いは?

共通点

コラーゲンとヒアルロン酸の共通点は、どちらも皮膚や軟骨に存在しているということです。

人の体にはなくてはならない成分なんですね。

そして、2つとも年齢とともに減少します。

コラーゲンとヒアルロン酸は人間の体にとって大切な成分であるにも関わらず、両方とも年齢とともに減少してしまうのです。

違い

この2つにはさまざまな違いがあります。

・成分や構成の違い
コラーゲンはたんぱく質、ヒアルロン酸は多糖類(炭水化物)ということでこの2つは全く異なる成分であることが分かりますね。

構成もコラーゲンはいくつものアミノ酸が結合したらせん状なのに対し、ヒアルロン酸は2種類の糖が結合した形をしています。

・働きの違い
成分や構成が異なれば、当然働きや役割も異なってきます。

コラーゲンは肌の弾力をアップし、ヒアルロン酸はお肌に潤いを与えます。
このように、似ているような2つの成分にはさまざまな違いがあることが分かりますね。

美肌におすすめなのはどっち?

コラーゲンとヒアルロン酸は、どちらも美肌にはとても大切な成分です。

コラーゲンだけで、ヒアルロン酸が不足していれば、せっかく水分が入り込む隙間があるのにスカスカなままになってしまいます。

ヒアルロン酸だけで、コラーゲンが不足していれば水分を入れておく器がないので意味がなくなってしまいますね。

このことからも、コラーゲンとヒアルロン酸は合わせて摂取した方がいいです。

サプリメントの成分を見てみると、これらを一緒に摂取できるものもたくさん販売されています。

サプリメントなどを選ぶ際は、ぜひコラーゲンとヒアルロン酸が両方配合されているものを選んでみてください!

一日に必要な摂取量の目安は?

コラーゲンやヒアルロン酸の摂取量は、年齢や個人差が大きいです。

大体の目安でいえばコラーゲンは5g、ヒアルロン酸は200mg程といわれています。

確かにサプリメントを選ぶ時には含有量も気になるところですよね。
しかし含有量だけでなく、他の成分との兼ね合いやそれぞれの成分の形にも注目してほしいと思います。

最近では低分子化されたコラーゲンやヒアルロン酸も多く出回っています。
低分子化されていれば、通常のものよりも少ない量で実感できます。

サプリメント選びは難しいですが自分に合うもの、満足のいく商品を見つけられると良いですね!

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