ヒハツの効果効能の秘密とは?副作用はあるの?

ヒハツは別名ロングペッパー、長コショウとも呼ばれるコショウ科の植物です。

ヒハツ

沖縄ではヒバーチとも呼ばれ郷土料理の調味料に使われています。

ヒハツは胡椒に似た辛味と、甘い香りがあります。

ここではヒハツの効果効能の秘密と、副作用などについてご紹介します。

ヒハツの効果効能

ヒハツに含まれるピペリンには血圧を下げたり、冷え性の緩和に効果があると言われています。

体を温めるのに良いとされ冷えからくる様々な体調不良の緩和にも適しています。

冷えは万病の元とも言われ、便秘、むくみ、肌荒れ、頭痛、寝付けない、肩こり、腰痛といった不調のもとになります。

特に女性は、生理不順などの問題を起こす原因にもなります。

ヒハツが効果を生み出す秘密

ヒハツにはTie2というタンパク受容体を活性化する働きがあります。

Tie2はめぐりを良くする働きのある体内酵素の一種です。

ヒハツとTie2はとても相性がよいので、めぐりが良くなる効果を生み出すわけです。

単に辛いものだから、体温が上がって・・・っていうわけでは無いんですね。

しっかりとした理由があることが判りました。

ヒハツの副作用

ヒハツは食品として使用されているものですので副作用は有りません。

ただし、体を温める働きがあるために、過剰に摂取した場合は、頭痛や目の充血といった症状がでることがあるそうです。

また刺激があるのものなので、胃腸が弱い人は腸内で炎症を起こす可能性もあります。

このあたりは辛い調味料に共通する特徴といえますね。

辛いものですし、それほどたくさん食べようと思う人はいないと思いますので、一般的な調味料としての使用方法の範囲内では、まず問題が出るものではなさそうです。

ヒハツの効果と副作用まとめ

ヒハツは美容と健康に大敵の冷えを緩和してくれることが判りました。

ヒハツをもっと活かすには、
適度な運動を心がける
筋肉を付ける(特に下半身)
太り過ぎない
なども一緒にするとより効果的と言われます。

どんな食品でもそうですが、ただ摂っていれば良くなるっていうものはあまりないですからね(笑)

美容もまず体の健康があってこそですから、ヒハツを上手に取り入れていきたいですね。