コラーゲンと薄毛の関係は?ハゲや白髪も改善できる?
コラーゲンにある意外なメリット、みなさんは知っていますか?
実はコラーゲンには髪への良い働きが期待されていて、薄毛や白髪が改善される可能性があると注目されているんです!
男性に限らず、女性にも薄毛に悩む方は多いですよね。
コラーゲンによってお肌以外にも薄毛や白髪に良いって判ったら、これほど嬉しいことはありません。
そこで今回は薄毛や白髪の原因と、コラーゲンがもたらす髪への影響とその理由を徹底的に調べました!
薄毛や白髪の原因って?
髪の毛が生える仕組み
髪の毛は頭皮にある毛根から生えてきます。
その毛根の部分にはいろいろな組織があり、そこから送られた栄養素によって髪が生えたり伸びたりする仕組みになっています。
髪の毛のは毛周期というのがあって、2~6年伸び続けた髪は数週間伸びるのが止まった後に抜け落ちるといわれています。
すべての毛根に毛周期が存在し、こうしたサイクルで髪は生えかわっていっています。
薄毛や白髪の原因
薄毛や白髪の原因は様々なところにあります。
共通して言えることは、毛根や頭皮が関係しているということですね。
毛根がしっかりと機能しないことには、一向に新しい毛や強い毛は生えてきません。
特に毛根にある毛包管細胞は、毛を作る細胞でとても重要な働きをしています。
最近の東京医科歯科大学での研究でこの毛包管細胞はコラーゲンで保護されていることが分かりました。
歳を重ねるごとに毛包管細胞を保護するコラーゲンが減少し、薄毛などの原因になると考えられるようになりました。
他にもたんぱく質の不足や栄養の不足など様々な部分での原因が考えられています。
コラーゲンは本当に良いの?
毛包管細胞とも関係
先ほどの説明で、コラーゲンは毛包管細胞を保護していることが分かりました。
では、コラーゲンを摂れば薄毛や白髪が改善されるのでしょうか?
答えはいいえです。
この毛包管細胞を守るコラーゲンに関してはサプリなどからは摂れないそうです。
口から摂っても頭皮にまで届かないようですね。
しかし、毛包管細胞を守る方法はあります。
完全に機能しなくなっている場合は厳しいですが、早めに気付ければ手はあります。
それがビタミンCを摂ることです。
ビタミンCはコラーゲンの生成を促すことで有名ですが、この毛包管細胞でもコラーゲンの生成を助ける力を発揮してくれます。
外から摂取しなくても、体内で合成出来ればそれに越したことはありませんよね。
コラーゲンは髪にも良いの
コラーゲンは薄毛や白髪に直接働きかけるのは難しいですが、髪にいい影響をもたらしてくれることも事実です。
髪はたんぱく質から出来ています。
そしてコラーゲンもたんぱく質の一種ですね。
コラーゲンは健康な髪作りにはとても大切なものです。
コラーゲンを摂ることによって髪に潤いやつやが生まれます。
コラーゲン摂取によって、実際に髪が太くなったという研究結果も出ています。
髪を増やすことは出来なくても、今ある髪を強くすることは出来るということです。
上手にコラーゲンを摂取出来れば、弾力のあるしなやかな髪も夢ではありません!
薄毛や白髪になってしまうまえに、コラーゲンできれいな髪をキープしましょう。
今後の研究にはさらに期待
東京医科歯科大学が発表した毛包管細胞とコラーゲンの関係。
まだまだこの事実が解明されただけで、研究中のことはたくさんあります。
サプリなどでは補えないコラーゲンと書きましたが、これも現段階での話です。
これは現在研究中で、5~10年で新たなサプリが開発されるとも言われています。
育毛に必要なコラーゲンが手軽にサプリで摂れるようになる日も、そう遠くないかもしれません。
最近ではどんどんと新しい研究や発表がされています。
今後の研究にも注目、そして期待をしていきたいですね!