コラーゲンの1日の摂取量は?とり過ぎの副作用はある?

美容に良いとされるコラーゲン。
ではその1日の摂取量ってどのくらいなのでしょうか?

コラーゲンの一日の摂取量は?

今回はコラーゲンの1日の摂取量の目安と、副作用についてまとめていきます。

コラーゲンの1日の摂取量の目安

コラーゲンの1日の摂取量は、実はきちんと決められてはいません。

肌質の改善や関節の痛みの軽減など多くの研究結果からまとめると、1日の摂取量はおよそ5g~10gといわれています。

しかし現在の日本人の平均摂取量はわずか1.9gしかありません。
圧倒的に少ないことが分かりますね。

なぜかというと、普段の食生活ではコラーゲンを10gも摂取することはかなり難しいからです。

コラーゲンの多い代表的な食品を見ても、含まれるコラーゲンの量は意外と少ないのです。

代表的な食材の含有量

コラーゲンが豊富といわれている代表的な食品の、100gあたりの含有量を調べてみました。

牛すじ 4980mg
手羽先 1550mg、
軟骨(鶏) 4000mg
鮭(皮を含む) 2410mg
フカヒレ 9920mg

普段食べているような食材で10gを補うことは難しいことが分かりますね。

フカヒレは断トツで含有量が多いですが、頻繁に食べられるものではないので現実的ではありません。

コラーゲンの1日摂取量は?とり過ぎの副作用はある?

コラーゲンは毎日消費されている

なぜコラーゲンは摂取しなくてはいけないのか。
それは、コラーゲンが他の栄養素と同じように毎日使われて消費されているからです。

1日に消費されるコラーゲンはおよそ2gと言われています。
それよりも摂取量が少なければ、当然体内のコラーゲンは減少する一方ですね。

最低でも2g、出来ることなら5g以上の摂取を目指すと良いと思います。

コラーゲンの形でも摂取量は異なる

コラーゲンの摂取量の目安は5g~10gと説明しましたが、それはあくまでも通常のコラーゲンでの話です。

よくあるコラーゲンペプチドなどの低分子化されたものであれば、さらに少ない量でも十分実感力が期待できます。

低分子化されていればいいるほど、体内に入った時の吸収率がアップするので少ない量でも大丈夫なんですね。

更に、コラーゲンペプチドには体内でのコラーゲン合成を活性化させる働きもあり、特に「P-O(プロリン-ヒドロキシプロリン)」「O-G(ヒドロキシプロリン-グリシン)」というペプチドはパワーが高いと言われています。

サプリメントなどを使う際は、そういった部分にも目を向けてみてくださいね!

過剰摂取で副作用がある?

コラーゲンの1日摂取量は?とり過ぎの副作用はある?
コラーゲンは美肌や健康に良いとされていますが、摂りすぎた場合はどうなってしまうのでしょうか。

基本的に、コラーゲンは薬ではないので副作用といったものはありません。

但したくさん摂りすぎると、ニキビができたり、肌が荒れてしまったり、体調を崩してしまったという方もいると思います。

しかし、他に食べたものやサプリなら他の成分などの影響もあり、その原因はコラーゲンそのものではないとも考えられます。

アレルギーによる反応

特にコラーゲンサプリの場合は、いろいろな食材などからコラーゲンを摂取して加工しています。

その過程でアレルギー物質が混入していることも十分に考えられます。

アミノ酸を含むものも多く、これがアレルギーの元になるケースも考えられます。

少量なら大丈夫でも、決められた量を大きくオーバーしてしまうとアレルギー反応がおこることがあります。

これは個人差がありますので、サプリメントの原料などをしっかりチェックした上で服用するようにしましょう。

体質によるもの

コラーゲンのほかにいろいろな成分が含まれているもの、あるいはドリンクタイプなどは体質によっては合わない場合もあります。

その場合はお腹を壊したりニキビが出来るということも考えられます。
もともとほとんどコラーゲンを摂取していなかった人が、いきなり多量のコラーゲンを摂取してしまうと体がビックリしてしまいます。

今までコラーゲンを積極的に摂取していなかった方は、少しの量から試していくことをオススメします。

食品からコラーゲンを摂取する場合

食品からコラーゲンを摂取すると、同時に多くの脂肪を摂取してしまいます。

コラーゲンを多く含む食べ物には、脂肪も多く含まれるものが多いからです。
牛すじや魚の皮などは脂肪分が多いですよね。

そうなってくると、脂質の摂りすぎで体調を崩すこともあります。

食事からコラーゲンを摂取したいと考えている方は、食材にもこだわって摂取しないと肥満の原因にもなってしまうので注意が必要です。

適切な量ををとるにはサプリメントも有効

食材からコラーゲンを摂取するのが理想的ですが、適正なカロリーキープするのもなかなか難しいです。

そこで、サプリメントで適度に補っていくのが良いです。

コラーゲンをサプリメントで摂取する場合は、そのサプリごとに推奨されている量を守ることが一番確実です。

特に初めてサプリを試すなら、決められた量からにしましょう。

それぞれのコラーゲンサプリによって、吸収率などが異なるため摂取量も異なるんですね。

まずは決められた量で試し、物足りなさを感じた場合は徐々に増やしていくことをオススメします。

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